Nexfit for Animal涼しくなってくると、愛犬の食欲がぐっと増したように感じることはありませんか。「食欲の秋」は犬にも訪れると言われますが、運動量が変わらないまま食べる量だけ増えると、気づかないうちに体重が増加してしまうことがあります。体重の変化は、股関節や膝関節への負担にも関わると考えられている大切なポイントです。今回は、秋の体重管理と関節ケアの関係について考えてみます。
気温が下がると体温を保つためにエネルギー消費が増える一方で、換毛期を迎える犬も多く、被毛の生え替わりのために体力を使う時期でもあります。こうした変化から「食べる量が増えた」と感じる飼い主様は少なくありません。夏の間に食欲が落ちていた子が、涼しさとともに一気に食べるようになるケースもよく見られます。
加えて、日照時間が短くなることで生活リズムそのものが変化し、お散歩の時間や回数が減ってしまう家庭もあります。「食べる量は増えたのに、動く量は夏より減っている」という状態が重なると、体重が増加しやすい条件がそろってしまうことになります。季節の変わり目だからこそ、食事と運動の両方に少し意識を向けてみることが大切です。
犬の場合も、体重が増えるほど四肢の関節にかかる負担は大きくなると考えられています。特に股関節や膝関節はもともと体重を支える役割が大きいため、少しの体重増加でも日々の負担が積み重なりやすい部位です。小型犬であれば数百グラムの増加でも体格に対する割合は大きく、大型犬であれば絶対的な負荷そのものが大きくなりやすい、という違いもあります。もちろん骨格や筋肉のつき方には個体差があり、同じ体重の変化でも負担の感じ方は一頭ごとに異なります。
体重管理は「痩せさせること」が目的ではなく、その子にとっての適正体重を保ち、関節や筋肉への負担を必要以上に増やさないようにすることが大切です。
換毛期は良質なタンパク質やオメガ3系脂肪酸など、被毛や皮膚のコンディションを支える栄養素が話題になりやすい時期です。だからといって単純に食事量を増やす必要はなく、フードの内容を見直したり、おやつの量を調整したりすることで、必要な栄養と適正体重の両立を目指すことができます。総合栄養食を基本に、体重の変化を見ながら量を調整していく意識を持つと安心です。
おやつを与える場合は、1日に必要なエネルギー量の中に含めて考え、その分フードの量を少し減らすなど、トータルで調整する視点を持つとバランスを取りやすくなります。手作り食を取り入れている場合も、脂質の多い食材が続かないよう、全体のバランスを意識してみてください。
日が短くなる時期は、お散歩の時間帯や長さが夏よりも変わりやすいものです。涼しくなって歩きやすくなった分、意識してお散歩の時間を少し延ばしたり、室内での遊びを取り入れたりすることで、食べる量とのバランスを取りやすくなります。運動と食事はセットで考えることで、無理なく適正体重を維持しやすくなります。
月に1〜2回、同じタイミングで体重を量って記録しておくと、小さな変化にも気づきやすくなります。
急に足を引きずる、階段の上り下りを痛がる、触られるのを嫌がるといった様子が見られる場合は、体重管理だけで様子を見ず、早めに動物病院を受診してください。
横浜市都筑区センター南のNexfit for Animalでは、日々の関節や筋肉のコンディションを整えるアニマルオールハンド筋膜リリース整体を行っています。筋膜リリース整体は医療行為ではありません。あくまで日常のケアの選択肢の一つとして、体重管理や運動と合わせてご活用いただき、気になる症状がある場合は動物病院にご相談ください。