Nexfit for Animalお散歩の途中で急に片足を浮かせて歩く、抱っこから飛び降りたあとだけ足を痛がる――そんな様子は、膝関節のトラブルのサインであることがあります。特に「前十字靭帯」は、犬の膝トラブルとしてよく耳にする部位です。今回は、膝を支える仕組みと、日常でできる負担軽減のケアについて考えてみます。
前十字靭帯は、膝関節の中で大腿骨と脛骨をつなぎ、関節がぐらつかないように支えている靭帯です。ジャンプの着地や急な方向転換など、膝に強いひねりの力が加わったときに、この靭帯に大きな負担がかかると言われています。加齢による靭帯の変化や、体重・体格に対する負荷の大きさも関わる要因とされています。
特に小型犬に多いとされる膝蓋骨(膝のお皿)の脱臼がある場合、膝関節全体のバランスが崩れやすくなり、前十字靭帯への負担も大きくなりやすいと言われています。中型犬・大型犬では、体重そのものの負荷に加えて、活発な運動量の多さが関係することもあります。犬種や年齢によって注意したいポイントが少しずつ異なる部位と言えます。
肥満気味であること、膝のお皿(膝蓋骨)が本来の位置からずれやすい体質であること、ソファや抱っこからの飛び降りが習慣になっていることなどは、膝への負担が積み重なりやすい要因として挙げられます。もちろん個体差があり、同じ環境でも問題が出ない子もいれば、注意が必要な子もいます。
膝そのものだけでなく、股関節や背中まわりの筋肉・筋膜の状態も、歩き方や体重のかかり方に影響すると考えられています。全身のバランスを意識したケアが役立つ場面もあります。
特に子犬期から成犬期にかけては、フローリングの上でのボール遊びや、狭い場所での急な方向転換を繰り返す遊び方が習慣になっていないか、一度見直してみるのもおすすめです。小さな工夫の積み重ねが、日々の膝への負担を減らすことにつながります。
Nexfit for Animalのアニマルオールハンド筋膜リリース整体は、道具を使わず全身の筋肉や筋膜のこわばりに手でアプローチし、日常の歩き方や姿勢のバランスを整えるお手伝いをするケアです。膝そのものだけに注目するのではなく、股関節・腰まわり・背中の筋肉の緊張具合まで含めて全身を見ていくことで、体の使い方の癖に気づけることもあります。
筋膜リリース整体は医療行為ではありません。前十字靭帯のケガそのものを治療するものではなく、あくまで日常のコンディショニングとして、獣医療でのケアと併せてご活用いただくことを想定しています。すでに膝の手術やリハビリを行っている場合は、担当の獣医師に相談のうえで日常ケアを検討することをおすすめします。
急に足を引きずる、足を地面につけない、触られるのを痛がって鳴くといった様子が見られた場合は、整体でのケアを検討する前に、早めに動物病院を受診してください。前十字靭帯の断裂が疑われる場合は、獣医師による診察と適切な治療が必要です。
横浜市都筑区センター南のNexfit for Animalでは、愛犬の膝や股関節に負担をかけにくい体づくりを、飼い主様と一緒に日々のケアとして続けていくお手伝いをしています。気になる症状がある場合は、まず動物病院にご相談のうえ、日常のケアの一つとしてご検討ください。